アートメイクについて
アートメイクは専用の針を使用し肌に色素を定着させることにより可能な、半永久的に色落ちしないメイクアップ技術です。
日本国内ではアートメイクは、講習を受けて資格を持った医師・歯科医師・看護師が安心安全に行える医療技術です。アートメイクの施術部位としては主に眉・アイライン・リップなどに行われます。
美容目的のアートメイク施術以外にも、抗癌剤の治療によって脱毛してしまった方、乳癌手術によって乳輪がなくなってしまった方への乳輪の再現、手術や外傷の傷痕が気になる方へのカモフラージュなど、医療補助アートメイクも行っております。
医療アートメイクは皮膚の中で、表皮と真皮の境界部の層に色素を入れていきます。従来のタトゥー・刺青は皮膚の表面からもう少し深い真皮に色素を入れるため色が落ちません。
一方で表皮は新陳代謝により細胞が生え変わるため、アートメイクは徐々に薄くなっていきます。
皮膚からごく浅いポイントに色素を入れて1本ずつ針で描いていく、通常のメイクとは違う、汗や水でも落ちないメイクのようなものです。
個人差はありますがアートメイク施術後1~2年程度の期間で色素が薄くなっていくため、その段階で色やデザインを修正していくことが可能です。
眉アートメイク
マイクロブレーディング
(毛並み眉)
手彫りで眉の毛並みを1本1本描き、ナチュラルな眉を再現します。
マイクロブレーディング
+シェーディング
マイクロブレーディングにパウダー状に細かい点を足す事で、より立体的な眉を描きます。
パウダー眉
(マシン眉)
メイクを入れるような色合いを眉全体に描きます。
リップアートメイク
フルリップ
リップ全体的に満遍なく色素を入れます。
リップブラッシュ
リップ全体的に薄く色素を入れます。
リップオンブレ
リップの輪郭に色素を濃く入れ、内側に向かって薄くしていきます。
アートメイクはこのような方にオススメ
お気に入りの眉を維持したい
毎朝、出かける前にメイクをするのも一苦労。日によって眉毛の形が少しずれてしまうのも大変。仕事や子育てで時間に追われるような方こそ、アートメイクの時短が最適です。
眉アートメイクは1~2年もつため、毎日の眉のメイク代を考えると、実はコストもほぼ変わりません。毎日の時間を節約したい、そんな方にはぜひオススメです。
口唇の色が気になる方
口唇の色も人それぞれで、徐々に変化していくものでもあります。ご自身の色味にコンプレックスがあったり、くすんできた色味を治したいなどのお悩みも、アートメイクで解決できます。
口紅を塗ったような鮮やかな色や、自然な口唇の色なども、患者様のご要望にお応えします。
メイクが落ちないようにしたい
眉を自分でメイクしても、水や汗などでメイクは落ちてきてしまうので、1日の間に何度もメイクを直す必要が出てきます。
アートメイクを入れると、水や汗メイクが落ちることがなくなります。
フィットネスや、プール・温泉などの水場、暑い夏の季節もメイクが落ちるのを気にすることなく過ごせます。
年齢とともに薄くなった眉
アートメイクは若い人だけのものではありません。年齢とともに抜けてきた眉毛や、くすんできた口唇もしっかり再現可能です。
中々メイクをする機会がなくて…と思っていても、眉毛がしっかりある、口唇の血色がよい、それだけでお顔の印象は大きく変わります。
老若男女問わず、アートメイクは皆さんにオススメです。
眉の左右差が気になる
眉毛は均等に生えるわけではないため、左右で形が異なるものです。また、表情のクセで表情筋の左右差も出る事があり、その場合眉毛の高さも違ってきます。
そのような眉の左右差もアートメイクで修正が可能です。
眉の高さが異なる方は、ボトックス注射で眉の高さを固定して、眉アートメイクを入れるという手段もオススメになります。
もちろん男性にも
メイクをする男性も増えており、アートメイクも女性だけのものではありません。
男性芸能人でもアートメイクを入れている方がいたり、オシャレに気を使う方にはぜひオススメです。
当院のアーティストは男性のアートメイクにもしっかり対応できます。ぜひ当院でアートメイクデビューをご検討ください。
アートメイクの安全性について
※アートメイクは医療行為です※
Lea Artmakeではアートメイク施術講習を受講し認定を受け、資格を授与されたスタッフが、医師の監修のもと施術を行います。アートメイク施術では安全で品質の保証されたものを使用しております。医療行為として行われる施術であり、そのためアートメイクのための機材・色素の輸入は医師免許が必要となります。
万が一のアレルギーや皮膚のトラブルにもしっかり対応できるような体制をとるため、アートメイク施術はクリニックなどの医療機関で行われる必要があります。
エステサロンなどの医師が在住していない医療機関ではない場所で行われているアートメイクは、法律では認められておりません。看護師の訪問アートメイクも医師が在籍していないので危険です。アナフィラキシーなど万が一の副作用に対処できるのは医師のみで、クリニック以外でのアートメイク施術は危険が常につきまとっています。
当クリニックではアートメイク施術による感染症などのトラブルを抑えるよう、徹底的な衛生管理の元に行います。
アーティストが患者様の肌を見極め、アートメイクに使用するベストな色素を選別し施術にあたります。当クリニックでは、そのような技術を習得してきたアーティストが施術にあたります。
過去に麻酔薬使用時のアレルギー経験のある方、金属アレルギーのある方、アレルギー体質の方はアートメイク施術を受けられない可能性があるため、あらかじめご申告を御願い致します。
アートメイク施術にあたってのお願い
アートメイクは、専用の針を使用し肌に染料を定着させることにより半永久的に色落ちしないメイクアップ技術です。しかし半永久的といいましても、肌表面の染料は肌質・体質・生活環境などにより退色します。1度の施術で永久的に落ちないということはほとんどなく、通常1~3度の施術で仕上げていきます。
一般的にアートメイクの持続期間は眉・リップ1~2年、アイライナー3~5年とされていますが、個人差がございます。眉やリップは年1回のリタッチをお勧めしています。定期的なリタッチでより綺麗な色味を保つことが可能です。
施術直後は、仕上がりよりも濃い色味になります。1週間程でかさぶたが剥がれ自然な色味になります。そこから皮膚再生が行われ4~8週間後に色素定着が安定します。
患者様の事情により何度も来院いただくのは難しいケースもあると思いますが、1回のみのアートメイクの施術では薄く仕上がったりなど、不十分になる可能性が高いです。
より綺麗な仕上がりのため、初めての方は2回以上のアートメイク施術を受けていただくようお願いいたします。